鉄筋とさびとコンクリートの性質
先日、ブロック積み時に
すき間なくコンクリートをつめる訳について
ブログで紹介したところ、反響をいただきましたので
もう少し深いところをお話します。
コンクリート(セメント)は強アルカリで鉄を錆びさせない性質があるので
相性抜群です 笑
雨が降って雨の中の酸や潮風が鉄を錆びさせますが
コンクリートに覆われていると錆びにくくなります。
なんか、鉄筋にとってコンクリートってダーリンって感じですかね w
まぁ、そんなことはいいとして・・・ ( ̄- ̄) シーン…
ちなみに社長から
「お前もこれ読んでちったぁ勉強しろ 笑」
と渡された 20年前 最新wだった
コンクリート工学
小林一輔 著
通常
1年に1mm(約)
コンクリートの中に酸が入ってくると言われています。
鉄筋のかぶり※が40mmだと酸化が始まるのに40年かかることになりますね。
※
鉄筋のかぶりとは・・・
型枠から鉄筋までの距離(コンクリートで埋まる部分のこと)
たとえば、
ブロック塀を積み、家を建て直す等で数年でブロック塀を取り壊すと
鉄は真っ青でいます。
真っ青ということは酸性が全くなくなっているということなんです。
通常でしたらさびて赤茶色になるのに、びっくりですよね。
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最近ブログの投稿ネタを社長と二人三脚で作っているのですが
社長曰く
「今まで当たり前だと思っていた事がそうじゃないんだなぁ」
46歳にして現場経験40年! な社長は
高校も工業高校の土木科で
大学でも土木工学を学び
現場作業もこなす現場監督として今現在がある
生粋の土木大好き人間です!!!
土木工学の専門分野を学んだので
理論 を
現場を知っているので
経験(実証)を
というように
理論と
経験(実証)がある土建屋はそうはないと自負しています。
だから、数値を用いて説明する事が出来るんですよね。
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日々のブログを通して
また三井土建を見つめなおす事が出来ました。
ありがたや、ありがたや・・・
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