皆さん、『たらいの水の例話』ってご存知ですか?

万人幸福の栞　第11条　物はこれを生かす人に集まる（万物生々）の中で
二宮尊徳先生のたらいの水の例話がでてきます。


欲心を起して水を自分の方にかきよせると、向うににげる。
人のためにと向うにおしやれば、わが方にかえる。
金銭も、物質も、人の幸福も亦同じことである。



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二宮尊徳先生から数えて７代目の子孫、中桐万里子さんがある雑誌で
たらいの水の例話をこのように紹介しています。


金次郎の教えで有名な「たらいの水の話」というのがありますね。


水を自分のほうに引き寄せようとすると向こうへ逃げてしまうけれども
相手にあげようと押しやれば自分のほうに戻ってくる。


だから人に譲らなければいけないと。
けれどもこの話には実は前段があるのです。


人間は皆空っぽのたらいのような状態で生まれてくる、
つまり最初は財産も能力も何も持たずに生まれてくると。


そしてそのたらいに自然やたくさんの人たちが水を満たしてくれる。


その水のありがたさに気づいた人だけが他人にもあげたくなり、
誰かに幸せになってほしいと感じて水を相手のほうに押しやろうとするんです。


そして幸せというのは、自分はもう要りませんと他人に譲ってもまた戻ってくるし、
絶対に自分から離れないものだけれども、


その水を自分のものだと考えたり、水を満たしてもらうことを当たり前と錯覚して、
足りない足りない、もっともっととかき集めようとすると、
幸せが逃げていくんだというたとえ話だと教わったんです。

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実は昨日の夕方遠方の友人から久しぶりに連絡が来まして
どうも御前崎に営業に来たらしい。

行く先々でいろいろな理由から断られたとして
困っている様子でした。

仕事の内容も良く知らなかったので訊いて
建設業でも関係することを教わりましたが
今は全国から電話やFAXでそれに関する案内が毎日のように来ることを話し
結局は帰っていきました。

私も三井土建の営業です、なんて言っても
がつがつした営業がどうしてもできず
なかなか結果が伴わなくて社長にしてみれば歯がゆい状態だと思います。

でもいきなり相手の都合も関係なしに自分の要求だけ言っても
難しいと思うのです。

自分が逆の立場でしたら、ドン引きしますし・・・汗

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三井土建の提供できることはすぐ必要なものではないことが多いです。

費用的にも大きいですし・・・

しかし、もしかして必要な状況になった時

『三井土建っていつもチラシを持ってきてくれたっけ』
『訊いてみるかな』

とその時思い出してくださればいいなぁ、と思い、日々活動しています。




結果を出していない自分が言うのもなんですが・・・汗

回り道のようでも結局は近道なんではないでしょうか。






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